離陸前に飛行機内の照明が一瞬消えるのはなぜ?

理由が分からなくて不安なら、理由が分かれば解決するかも?

飛行機が離陸する前、機内の照明が一瞬消えますよね。「もしかして、何かケーブルが外れそうになってるんじゃないの??」と毎回ビビリます‥。

でも乗るたびに毎回消えるので、何か理由があるんじゃないかと思うようになりました。理由や仕組みが分かればきっと不安じゃなくなりますよね☆

なぜ照明が一瞬消えるのか

初めて知ったんですが、飛行機のメインエンジンは自力で始動することが出来ないそうです。APUという補助動力装置から送られてくる圧縮空気でメインエンジンを回転させ、一定の回転数まで上がったら燃料を送り込んで点火すると始動します。

メインエンジンが始動するまでの間、機内の照明やエアコンはAPUや電源車等の外部電源で動いてて、メインエンジンが始動した後はそこで作られる電力に切り替えるので、その時に一瞬消灯するみたいです。

ちなみにAPUはAuxiliary Power Unitの略で、小型のガスタービンエンジンが飛行機の最後尾に載ってるそうです。APU自身は車と同じようにバッテリーから電気をもらってセルを回して始動しますが、APUもエンジンなので排気ガスが出ます。その排気口がこちらです。

おしりからガス‥w

これで照明が一瞬消える理由が分かりました。分かってしまえばどうってことないですねw