大回り乗車券

長距離の旅費を計算する時、いつも最初に思い浮かぶのは【一筆書ききっぷ】とか【大回り乗車券】と呼ばれているきっぷです。

普段JRを利用する時はあまり意識しませんが、乗車券には有効期間が存在します。きっぷに【発売当日限り有効】って書いてるの見たことありませんか?そのきっぷの乗車区間は100km以下のはずです。

乗車区間が101km以上の乗車券の有効期限は、その距離によって有効期間が変わります。200kmまでは2日間、400kmまでは3日間と、200kmごとに有効期間が1日ずつ延長されます。

JR東日本 – 乗車券の有効期限
https://www.jreast.co.jp/kippu/04.html

 

あと、101km以上の乗車券は有効期間内なら、後戻りしない限り自由に途中下車することが出来ます。上記のきっぷは100km以下で途中下車することが出来ないので、【下車前途無効】と記載されています。改札を出た時点でその乗車券は無効となるという意味ですね。

JR東日本 – 途中下車
https://www.jreast.co.jp/kippu/05.html

※途中下車できない区間もあります。
https://www.jreast.co.jp/kippu/1103.html#05

 

つまり?

仙台から金沢までは741.7kmあるので、乗車券の有効期間は5日間です。たとえば仙台を出発した後、大宮・軽井沢・富山で途中下車して、それぞれの街に一泊ずつした後の4日目に金沢に行くことも可能だということです。
※ちなみに往復乗車券だと、有効期限は倍になります。

乗車券は距離が長ければ長いほど割安になります。たとえば今回、金沢から名古屋を経由して東京に行く場合、「仙台~大宮~金沢~名古屋~東京」と後戻りしない一筆書きで行けるので、合計1,364.2kmを【片道乗車券】として買うことが出来ます。

運賃は15,340円で有効期間は8日間になります。「仙台~金沢~東京」のきっぷを普通に買うと17,820円なので、2,480円オトクなのに、名古屋にも行けることになります♪

JRの乗車券は距離が601km以上になるとかなりお得になるので、もし時間があるなら、出来るだけ大回りした長い距離の【片道乗車券】を買った方がお得になります。これが一筆書き乗車券です☆

今回はお休みをいただいたし、ただ金沢を往復するのも味気ないので、大回りで考えてみようかな~♪

これが迷路の入り口でした‥。

 

検索検索~♪

金沢から大回りで仙台に帰るルートをGoogleマップで探してみましたが、やっぱり京都が目に入ってしまいます。先月行ったばっかりなんですけど、やっぱり好きなんですよね、京都。それに大阪にもまた行きたい!! 

あとは前に1度だけ行ったことがある名古屋か、1度も行ったことがない岐阜とか。岐阜はどういう街か分からないんですが、名古屋は大都市だし、独特の文化がありますよね。手羽先も好きだし、千原ジュニアのヘベレケも好き☆

©千原ジュニアのヘベレケ

 

不安

ただ、ちょっとだけ気になることがあります。前に富山に行った時は金曜日だったので、用事が終わった後は特急サンダーバードに乗って京都に向かいました。在来線特急で3時間かかったんですが、これがキツかった‥。

その日は2月だったので、あっという間に日が落ちて景色も楽しめなかったし、ずっと聞こえる在来線特有の「ガタンガタン」音と揺れが、飽きるを通り越してイヤになってしまいました。当時はスマホやタブレットもなかったので、ノートパソコンをケータイのテザリングで使ってたんですが、在来線のせいか、山やトンネルで電波が途切れちゃって‥。

もちろんビールは飲んでましたが、車内販売が3時間で2回しか通ってくれなくておかわりが買えず。心に余裕が無かったせいか、早く降りたくてしかたありませんでした。出発後1時間でそう思ったので、残り2時間は苦痛でした‥。そう考えると、新幹線ってほんと快適ですよね。

それがトラウマになってるせいか、思い切りよく決められずにいます‥。

 

 

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